頭痛の物語
頭が痛い。頭痛がする。きっと寝すぎだ。いつものことだが、睡眠の質が悪い。今日も寝すぎだとは言っていても、2、3時間ごとに何度も起きてしまう。それがなければ熟睡と呼べるのだが。「2、3時間ごとに何度も起き」ながらも、惰眠は人生の無駄使いだとは解っていても、あまりにも家に居るだけで緊張した神経の高ぶりが何日か続いたので、ここ3日間の気温の涼しさに上手く乗って寝てすごした。
でも非常に困った。困ったというよりも悩んだというのが正確な言葉の選択だろうか?私はどうしたら良いんだと思った。夏日で蒸し暑くて耐え切れない毎日から一変、涼しく過ごしやすい日が訪れ戸惑った。サウナ状態に耐えて日々を過ごす目的が失われ、無目的な生活に突き落とされた気分だ。何にしろ目的がない人生や行為は精神的にツライ。目的や報酬がなければ誰も小指一本動かさない世の中だろうし、私もそうだ。目的のない寂しい世界には絶対に足を踏み入れたくないし、覗き込みたくもない。
悩みなんてしっかり眠れれば消える。やっと頭痛と供に睡眠が充分に取れた。悩みも「緊張した神経の高ぶり」も消えた。頭痛だけが残った。こうして頭痛の物語を書き綴る私が残った。